個人病院での事故による損害賠償請求をする(内容証明郵便の書き方と文例)

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個人病院での事故による損害賠償請求をする【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

医療ミス(医療過誤といいます)については、実際問題として、被害者自らが相手に損害賠償を請求することはあまり得策ではありません。よほど単純なケースでない限りは、弁護士に相談した上で対処すべさでしょう。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

損害賠償請求書

平成○年6月20日、私は、貴殿が院長を務める○○美容外科にて、目を二重にする整形手術を受けました。しかし、手術から一週間後、自分の顔を確認してみると、まぶた上部に不自然なシワができていることに気がつきました。これは、素人目に見ても、貴美容外科による手術のミスとしか考えられません。私は、このシワのため再度手術することを余儀なくされています。
したがって、私は、貴美容外科に対し損害賠償として金80万円を請求いたします。本書面到達後、10日以内にお支払いのない場合には、法的手続を取らせていただきます。

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○美容外科院長 鈴木次郎 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 最初に、自分が医療過誤の被害者であることを示します。
  2. 診療を受けた年月日を記載します。
  3. 治療に関して、誰にどのような医療ミスがあったのかを具体的事実を指摘しながら述べます。ここが明確でない限りは、主張は認められません。
  4. その医療ミスと自分に生じた損害(その内容も記載)との間に因果関係があることも指摘する必要があります。
  5. 以上の事実に基づき損害賠償を請求する旨を書きます。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。