工事代金未払による請負契約解除通知書(内容証明郵便の書き方と文例)

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工事代金未払による請負契約解除通知書【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

契約で中間報酬金を支払う債務を負っているのに、注文者がこの義務に違反したら、請負人は注文者の債務不履行を理由として、支払いの催告をしたうえで、契約を解除できます。注文者の債務不履行による請負人からの契約解除では、それまでの作業上の費用や、すでに履行していれば得られたであろう利益の損害賠償請求もできます。なお、民法上、請負人が仕事を完成していない間は注文者はいつでも損害を賠償しての一方的解除ができますが(民法641条)、請負人からの一方的解除は認められていません。

(工事代金未払による請負契約解除通知書の内容証明書テンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

当社は、貴殿から平成○○年○月○日に住宅建築工事の依頼を受け、金○○万円で請負契約を締結いたしました。本契約における貴殿の代金の支払い方法は、契約締結時、棟上時、引渡時の三回に分けての支払いですが、棟上時の代金○○万円が、再三の請求にもかかわらず未だ支払われておりません。
従いまして、当社は、不本意ながら契約書第○条に基づき本件請負契約を解除することにいたします。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

工事代金未払による請負契約解除通知書の書き方とポイント

  1. 義務違反の事実や催告した事実を記載します。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。