家主からの賃貸借契約の更新拒絶に対して異議申立てをする(内容証明郵便の書き方と文例)

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家主からの賃貸借契約の更新拒絶に対して異議申立てをする【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

家主が賃貸借契約の更新拒絶をするためには、家主自身がその物件を使用する目的や、立退料や代替物件を提供しているといった事情を考慮し、正当な事由があると認められるような場合でなければなりません。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

申立書

貴殿より、平成○年2月10日付内容証明郵便にて賃貸惜契約を更新しない旨の通知書を受け取りました。しかし、私どもにとって現在の住居を立ち退くことはあまりにも不利益が大きく、到底受け入れることはできません。貴殿は、「遺産分割協議の結果、当該物件を売却することになった」と主張されますが、それでは借地借家法上の正当事由に該当するとは思えません。
つきましては、契約更新拒絶に対する異議を申し述べますので、ご再考くださいますようお願いいたします。

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 借家人が更新拒絶を受け入れたくない場合は、家主の主張に正当性がないことを記載しておくと有効です。
  2. ほかに物件の使用を継続したい事情がある場合は、その旨を記載しておきましょう。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。