公証人役場での手続きと費用

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公証人役場での手続きと費用

公証人役場での受付で、公正証書を作成したい旨を告げますと、公証人のところへ連れて行ってくれます。ここでは希望する公正証書の内容を、要領よく公証人に説明しなければなりません。公証人は必要な書類の点検をした後で、当事者から嘱託の内容を聞いて、疑問点があれば質問し、その後に具体的な公正証書を準備してくれます。内容が簡単なものであれば、待っていれば30分程度でできる場合もありますが一般には、別な日を指定されますから、その日に公証人役場へ出向きます。指定された日に行くと、嘱託した内容をすべて書き込んだ公正証書の原本は出来上がっていて、公証人がこれを読み聞かせ、当事者の閲覧が終わると、その原本の指図された個所に当事者双方が署名捺印すれば、手続きはすべて終了します。なお、作成された公正証書のうち1通は、公証人役場で保存されますので、滅失や焼失した場合でも、安心です。公正証書を作成するのに要する費用は、公証人に支払う公正証書作成手数料だけで、そんなに高いものではありません。一般の契約の場合だと、記載金額が\1000000まで \5000、\2000000まで\7000、\5000000まで \11000、一千万円まで \17000、\30000000まで \23000、\50000000まで \29000、\100000000まで \43000のようになっています。