債権の譲渡契約の解除を通知する(内容証明郵便の書き方と文例)

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債権の譲渡契約の解除を通知する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

債権譲渡の通知やその承諾は内容証明郵便などの確定日付のある証書でなければ対抗力を発揮しません(民法第467条第2項)。同様に、債権譲渡が解除された場合も確定日付ある証書で通知すべきでしよう。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

拝啓 貴殿ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私が貴殿に対して平成○○年○月○日付の内容証明郵便にて、後期の債権を東京都品川区○○町○○丁目○○番○○号の○○○○氏に譲渡したことを通知いたしましたが、このたび○○○○氏の債務不履行により上記債権譲渡契約は解除となりましたことを通知いたします。
つきましては、下記債権は○○○○氏ではなく私に弁済していただきますようお願いいたします。

貸付金額       金200万円
貸付日        平成○○年○月○日
返済期日       平成○○年○月○日
利息         年1割
遅延損害金      年1割5分

以上

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 債権譲渡の契約によって債務者に通知された後に、なんらかの理由で契約が解除された場合は、同様に債務者にその旨の通知をするとよいでしょう。
  2. 債務者が譲受人に弁済してしまうことを防ぐのが大きな目的です。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。