債務引き受けの承諾を求める(内容証明郵便の書き方と文例)

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債務引き受けの承諾を求める【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

「免責的債務引受」とは、従来の債務者の債務を免除し、代わりに債務を引き受ける者のみを債務者とする引受のことをいいますが、これには債権者の承諾が必要です。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
さて、東京都品川区○○町○○丁目○○番○○号の○○○株式会社の貴社に対する後期債務ですが同社はご存知のように経営悪化による債務超過の状態であり、自力での再建は難しく、債務を支払期日に履行することは不可能と思われます。そこで、当社は○○○株式会社の株式を取得することにより、同社を子会社化し、技術力の取得および経済的支援をすることで同社と合意しております。
つきましては、○○○株式会社の貴社に対する債務は当社が責任をもって処理いたしますので、免責的債務引受に承諾くださるようお願い申し上げます。

貸付金額       金200万円
貸付日        平成○○年○月○日
返済期日       平成○○年○月○日
利息         年1割
遅延損害金      年1割5分

以上

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 免責的債務引受を債務者とその引受人とで決めるには、債権者の承諾が必要です。その承諾請求は書面で行います。
  2. 理由を記載する義務はありませんが、承諾を求めるものなので理由を記載して誠意を示すとよいでしょう。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。