宅配便業者に損害賠償を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】
文例は、宅配便業者に損害賠償を請求する場合のものです。経緯と状況を詳しく記載するのがポイントです。
(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。
損害賠償請求書
平成○年1月10日、私は貴社の○○営業所を通じて、同年1月12日に○○ゴルフ場○○宛の必着荷物として、ゴルフ用品一式の運送を依頼し、同店から受取書を渡された者です。
しかるに、上記荷物は1月12日に○○ゴルフ場○○に到着していなかったばかりか、現在に至るまでその所在が不明のままです。この件に関して、貴社は3万円の損害金を支払ったのみです。しかし、私は不着事故のため○○ゴルフ場で用具一式をレンタルしなければならなくなり、また貴社が紛失した私のゴルフ用品一式に相当する金額の損害を被りました。
よって、上記損害に対して、貴社に金20万円の支払を請求いたします。もし、本状到達後も何等対応なき場合には、法的手段を講じるつもりであることも申し添えます。
平成○年○月○日
東京都調布市○○町1-1
山田花子
山田花子
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿
内容証明の書き方とポイント
- 宅配便業者との荷物運送契約が成立した事実を記載します。
- 宅配便の業者との契約は、通常、その代理店(その宅配便を扱っている酒店、コンビニなど)を通じてなされます。その取次店の名称等を記載します。
- 取次店での契約締結年月日。c配送目的物。d配送目的地およびその期限。
- 取次店の受取書(通常は、店名のスタンプが押されます)があること。
- そして、ここが重要ですが、依頼した荷物が到達しなかったこと、つまり宅配便業者の債務不履行の事実を明確に指摘します。
- 上記によって具体的な損害が発生したこと、およびその金額を記載します。これが業者に対する請求金額になります。
用紙が2枚以上になります
- この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
- 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。