地主からの賃料増額請求に対する回答(内容証明郵便の書き方と文例)

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地主からの賃料増額請求に対する回答【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

借主は、貸主からの賃料増額請求が不当であり、応じられないと判断したときは、不承諾の通知を出します。また、増額の理由は納得できるが、増加額に不服がある場合は、自分が相当と認める額を提示すればよいでしょう。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

回答書

貴殿からの平成○年10月20日付賃料増額請求書に対し、次のとおり回答いたします。
貴殿によれば、物価や固定資産税などの上昇に伴い、賃料は1ヶ月14万円が妥当とのことですが、近傍類似の賃料と比較すると、私は1ヶ月13万円が妥当だと思います。したがって、新家賃として13万円を貴殿にお支払いたします。
もし、右金額をお受け取りいただけない場合は法務局に供託いたしますのでご了承ください。

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 借主が提示した額を貸主が承諾すれば、それが新しい家賃として認められたことになります。
  2. 借主が提示した賃料を貸主が受け取らない場合は、法務局に供託をすると、借主としての家賃支払義務を果たしたことになりますので、家賃滞納にはなりません。
  3. できるだけ具体的に主張内容(金額や理由)を記載しましょう。
  4. 地主が賃料を受け取らない場合は、法務局に供託する旨を記載すると効果的です。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。