不渡手形の償還を裏書人に対して請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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不渡手形の償還を裏書人に対して請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

不渡手形を持っている人は、呈示期間内の呈示、支払場所での拒絶などの一定要件を満たせば、直接の裏書人に手形金を請求できます(手形法第43条)。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

当社は、貴社より下記の手形の裏書を受け所持していますが、平成○○年○月○日に手形指定の支払場所である、○○銀行○○支店にて支払を請求したところ、支払拒絶をされました。
つきましては、裏書人である貴社に対して手形法第45条による通知と、下記のとおり手形金と利息、その他の費用を償還請求いたします。

額面         金○○万円
振出人        ○○○○
振出日        平成○○年○月○日
振出地        東京都○○区
支払地        東京都○○区
振出場所       ○○銀行○○支店
支払期日       平成○○年○月○日
受取人        ○○○○

以上

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 支払場所での呈示、拒絶かあったこと、手形の内容、および請求する金額を明示します。
  2. 請求できる金額は、手形金額、利息、拒絶証書作成と通知などの費用になる(手形法第48条)ので、その明細を計算書として明示します。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。