消費者がメーカーに対して製造物責任として損害賠償を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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消費者がメーカーに対して製造物責任として損害賠償を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

製造物などの故障によって損害が生じた場合、民法の不法行為の規定ではメーカーに直接責任を追及するためには消費者がメーカーの過失を証明しないと損害賠償請求をすることができません。このような規定では消費者の負担が重くなるため、消費者保護の一環として成立したのが製造物責任法(PL法)です。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

損害賠償請求書

平成○年4月○日、私は、貴社製造の電子レンジ(型番RE1508J)を購入しました。
しかし、平成○年5月○日、右製品を使用していたところ、突然本体から火と煙がふきだすという事故が発生しました。幸い、壁の一部を焦がしただけで済みましたが、もし、発見するのが遅れていれば、火災になっていたかもしれません。私は、右製品の正しい使用方法を遵守していましたので、今回の事故は、右製品そのものに原因があると思われます。
したがって、製造物責任法等に基づき、慰謝料を含む損害賠償として金50万円の支払いを請求いたします。
なお、本書到達後10日以内に誠意ある回答が得られない場合は、法的措置を取りますので御了承ください。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. PL法では、消費者がメーカーの過失を証明しなくても、メーカーなどに対して製品の欠陥による損害の賠償を請求できる旨が規定されています。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。