メーカーが消費者からの製造物責任追及に対して回答する(内容証明郵便の書き方と文例)

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メーカーが消費者からの製造物責任追及に対して回答する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

製造物責任法(PL法)により消費者の損害賠償請求に対してメーカー側が製品に欠陥(通常有するべき安全性を欠く状態)のないことを証明しなければならないことになりましたが、逆に欠陥のないことを示すことができればよいということになります。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

回答書

平成○年○月○日、お客様から当社に対する損害賠償請求書を受け取りました。
しかし、事故を起こしたとされる製品を、当社修理センターにて詳しく調査したところ、明らかにお客様が分解されたと思われる痕跡が多数発見されました。このような場合の故障は、製造物責任法における「欠陥」には該当いたしません。
よって、お客様が請求されている損害賠償に応じることはできませんので御了承ください。

平成○○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. このほかにも、製品引き渡し時の科学技術の水準では判明しなかった欠陥であった場合や、原材料のほうに責任があった場合は、製造物責任法上の賠償責任は免責されます。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。