偽造された保証契約の支払い請求を拒絶する(内容証明郵便の書き方と文例)

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偽造された保証契約の支払い請求を拒絶する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

保証人が債権者から請求された場合、まずは主たる債務者に請求してくれと主張することができます(催告の抗弁権 民法第452条)。しかし、連帯保証人の場合にはこの抗弁権がありません(民法第454条)。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通知書

私は、貴殿より平成○○年○月○日付内容証明郵便にて○○○氏の連帯保証人として金○○円を支払うよう請求を受けました。しかしながら、私は、○○○○氏とは知人ではあるものの、金銭消費貸借の件は存じませんし保証人になった覚えもありません。また、当該借用証書に押印されている印鑑は私のものではありませんし、署名もしていません。よって、債務者が金銭消費貸借契約をする際に連帯保証人を要求され私の氏名を承諾なしに使用したものと思われます。
従いまして、金○○○○円の支払い請求には応じることができませんのでご了承ください。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 身に覚えのない保証債務の支払い請求を受けた場合は、「保証したことはない」とはっきり記載します。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。