類似商号の使用中止請求に対して回答する(内容証明郵便の書き方と文例)

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類似商号の使用中止請求に対して回答する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

本文例は、商号の使用中止請求を受けた場合に、それに対して回答するときの書面です。商号が類似しているかどうかの判断は、難しい場合もあり、結局は、取引上、世間の人に、混同・誤認を生じさせるおそれがあるかどうかを基準として判断することになります。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

回答書

貴社から、私の経営する「居酒屋犬朗」の商号が、貴社のチェーン店である「居酒屋大郎」の類似商号に当たるとの通知書を受領いたしましたので回答申し上げます。
商号についてですが、私の経営する「居酒屋犬朗」は「犬」のイメージキャラクターが特徴であり、貴社の「居酒屋大郎」と誤認・混同するおそれは全くないものと思料します。また、店舗の配色や陳列などが似ているとのことですが、これらのデザインはどこにでもある一般的なものといわざるを得ません。
従いまして、私としては、貴社のご請求に応じることはできません。なお、貴社が訴訟を提起した場合も上記と同様のことを主張する所存です。

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 検討の結果、類似していないとの判断に至った場合は、その根拠を具体的にあげながら、誠意をもって回答をする必要があります。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。