夫の浮気相手に損害賠償を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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夫の浮気相手に損害賠償を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

配偶者の浮気は、精神的苦痛をともなうものです。他人の不貞行為によって、このような精神的苦痛を他人に与えられた場合には、その苦痛という損害を賠償させる(慰謝料を支払わせる)ことが考えられます。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

交際中止及び慰謝料請求書

私は、甲野太郎の妻です。先日、夫が隠し持っていたメモを偶然発見し、あなたと夫が不倫関係にあることを知りました。このことを、夫に問い詰めたところ、昨年秋頃からあなたと毎週ホテルで密会していたことを認めました。
よって、夫との交際を今後一切止めるよう求めるのと併せて、この不倫によって受けた精神的苦痛に対して慰謝料100万円を支払うよう請求いたします。もし、これに応じていただけない場合は、法的手段をとることにします。

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
鈴木次郎 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 精神的苦痛を与えたのは、夫と夫の愛人なので、両方に慰謝料の請求が考えられます。
  2. 慰謝料請求では、事実の有無、事実の評価等についての見解の相違が予想されるので、できるだけ詳細に調査結果等も記載すると効果的でしょう。ただし、あくまでも感情的にならないように注意も必要です。
  3. また、不倫には法律上の責任は生じないと考えているケースも見られるので、文例は最後にこの点も強調しています。⑤文例は交際中止と慰謝料を併せて請求していますが、もちろん別々の請求も可能です。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。