土地売買の予約を本契約にする(内容証明郵便の書き方と文例)

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土地売買の予約を本契約にする【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

文例は、民法556条1項に規定する「売買の一方の予約」に関して、権利を行使する場合のものです。予約完結権の行使により、売買の本契約が成立します。不動産売買の予約をする際は、予約完結権行使後の代金支払いと移転登記の履行についても同時に定めておくべきでしょう。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

予約完結権通知

私は、貴殿と下記土地に関し平成○年8月10日に売買の予約を致しました。
つきましては、本書面をもって右売買予約完結権を行使し、売買契約を成立させていただきます。なお、代金の支払方法や登記手続きの詳細につきましては、折り返しご連絡下さいますようお願いいたします。

1.土地の表示
東京都○○区○○1丁目2番3号
地積 200㎡ 地目 宅地
2.予約の内容
予約日 平成○年8月10日
売買代金 3000万円

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 予約完結権を行使する旨の書面には、以下の事項を記載します。
  2. 売買の予約が成立した事実
  3. 予約完結権を行使して、本契約にする意思表示
  4. 予約時に代金額が定まっている場合には、その金額での売買契約が成立すること
  5. 予約時の約定に、本契約になった後の代金の支払い及び登記の移転が定めてあれば、その約定の通りの履行を請求する

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。