不良社員が退職する事実を担当取引先に知らせる(内容証明郵便の書き方と文例)

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不良社員が退職する事実を担当取引先に知らせる【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

文例は、取引先を担当していた社員が退社した旨を担当先に知らせるものです。このような書面で、あらかじめ、その社員の退職の事実を取引相手に知らせておくのは、後に、表見代理が成立することを防止することにも役立ちます。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通告書

弊社は、これまで貴社との取引において、営業課の○○○○○を担当させてまいりましたが、同人は一身上の都合により、平成○年3月20日付けで弊社を退社することになりました。したがいまして、同人は、すでに弊社を代理するものではなくなりましたのでご了承ください。
つきましては、新しく営業課の□□□□□が貴社を担当いたしますので今後とも宜しくお願い申し上げます。

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 退職した社員の人格権を侵害するような記載をした場合には、逆に、その社員から損害賠償の請求を受ける可能性もありますので、「一身上の理由につき退社いたしました」程度の記述に留めておくのが無難です。
  2. 退社した社長の行為とは、今後、会社が一切関係ない旨は、明確に指摘しておきます。
  3. なるべく、相手には、社内のゴタゴタした事情を悟られないような書面を作成してください。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。