労働災害により負傷した者が会社に対して損害賠償を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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労働災害により負傷した者が会社に対して損害賠償を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

労働者が勤務中に傷害を負った場合には、使用者である会社等に対して損害賠償を請求できることがあります。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

請求書

私は、貴社浦和支店の従業員として労務に従事しておりますが、去る平成○○年○月○日、倉庫内での作業中に、他の従業員が操作するフォークリフトに牽かれ、右足に全治3か月の大怪我をしました。上記事故は、貴社の作業場における安全管理の不備と社員教育の不徹底に起因するものです。
したがいまして、労働契約に基づく安全配慮義務違反として、下記について損害賠償を請求致します。

l 治療費      金○○万円
2 慰謝料      金○○万円
3 休業補償     金○○万円
4 合計       金○○万円

平成○年○月○日

東京都調布市○○町1-1
山田花子 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 使用者には労働契約に基づいて、労働者が安全に労務に従事できるように注意すべき義務が課されています。これを「安全配慮義務」といいます。
  2. 使用者が不注意や怠慢によってこの義務に違反し、そのために労働者が負傷したような場合には、労働者に対して損害を賠償すべきことになります。
  3. 賠償されるべき範囲は、治療費・慰謝料・休業損害(仕事を休んだことにより得られなくなった収入)などです。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。