借家人が家主に建物の明渡し後に敷金の返還を請求する(内容証明郵便の書き方と文例)

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借家人が家主に建物の明渡し後に敷金の返還を請求する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

敷金(保証金)は家賃の滞納や明らかに借家人の責任と思われる破損を残して借家人がいなくなった場合などに備えて家主が契約時に請求する担保のようなものです。法的な根拠があるわけではありませんが、慣例として請求されることが多いようです。敷金は本来、充当すべき理由がなければ物件明渡し後すぐに返還すべき性質のものですが、いろいろと理由をつけて返還しようとしない家主もいますから、契約時に敷金の返還について確認しておくなどの予防策も必要でしょう。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

敷金返還請求書

平成○年3月10日、私は貴殿との賃貸借契約を終了し、下記の賃貸物件を明け渡しました。明け渡しの際には貴殿にもお立ち会いいただき、敷金20万円の内、クリーニング代を控除した18万円を返還する旨の取り決めをいたしました。しかし、返還期日の4月10日を過ぎてもご返還いただいておりません。
つきましては、本書面到達より10日以内に敷金18万円を指定口座にご入金くださいますようお願いいたします。
(物件の表示)
所在・東京都○○区2番3号4-5 メゾン○○203

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎 
埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. 小額訴訟などを検討している場合は、その旨を記載しておくと効果的です。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。