私立学校での事故の損害賠償請求をする【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】
文例は、私立学校に対して損害賠償を請求する場合のものです。経緯と状況を詳しく記載するのがポイントです。
(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。
損害賠償請求書
私は、貴校に通学する生徒、山田恵子(6年3組)の母親です。
平成○年6月20日、貴校における家庭科の調理実習中、火にかけた鍋の熱湯が突然飛び散り、娘は顔と首に全治1ヶ月の大火傷を負いました。この事故は、貴校が調理実習における事故の発生を、未然に防止する安全管理措置を怠ったことに原因があります。
よって、貴校に対し、損害賠償として金150万円を請求いたします。万が一、誠意ある対応がない場合には、法的手段を取ることを申し添えます。
平成○○年○○月○○日
東京都調布市○○町1-1
山田恵子法定代理人親権者 山田花子
山田恵子法定代理人親権者 山田花子

埼玉県さいたま市○○町1-1
○○学校法人 理事長 鈴木次郎 殿
○○学校法人 理事長 鈴木次郎 殿
内容証明の書き方とポイント
- 最初に、事故にあった子供の両親(親権者)からの書面であることを示します。
- 子供が事故にあった経緯、およびそのことについて学園側に責任があることを以下の要領で記載します。
- 事故のあった年月日(どの科目の授業であったかを含む)。
- 事故の態様および原因。
- 事故によって、子供に生じた損害の内容
- 事故が教師の管理義務違反から生じたものであること。具体的な教師の名前、監督不履行の内容を指摘するとよいでしょう。
- 当該教師が、最終的には、学校を運営している学園の被用者にあたることを指摘するとよいでしょう。
- 以上の事実から学園自体が責任を負うべきことの指摘、および学園に対する損害賠償請求の記載。
用紙が2枚以上になります
- この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
- 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。