商品の引渡しが遅れていることを理由に買主が契約を解除する(内容証明郵便の書き方と文例)

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商品の引渡しが遅れていることを理由に買主が契約を解除する【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】

当事者の一方が契約の履行を遅らせているときは、債務不履行の場合と同様、まず催告の手続を踏み、それでも履行されない場合は契約を解除することができるとされています。

(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。

 

通告書

当社は、貴社に対し、下記契約に基づく商品の引き渡しを再三に渡り請求してきました。しかし、本日に至るまで貴社から何の回答もいただいておりません。
つきましては、当社は、民法541条に基づき下記契約を解除致します。なお、貴社の債務不履行により生じた損害につきましては、別途計算の上、改めて請求させていただきますので御了承ください。

契約日        平成○年6月1日
引き渡し期日     平成○年6月1日
契約内容       貴社を売り主とする売買契約
商品名        業務用印刷機 1台
代金         500万円

以上

平成○○年○○月○○日

東京都調布市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 
埼玉県さいたま市○○町1-1
○○○○株式会社
代表取締役 ○○○○ 殿

 

内容証明の書き方とポイント

  1. いつ契約したか、いつが履行期日だったか、いつ催告したかという日付が重要になりますので、契約解除の文書を出す際には、時系列にそって各事象の日付を明記しておきましょう。

用紙が2枚以上になります

  1. この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
  2. 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。