家主が借家人に深夜の騒音を停止するよう申し入れる【内容証明書の雛形・書式・テンプレート】
文例は、契約書上に騒音等の迷惑行為を禁じる条項がある場合についてのものですが、このような取り決めがなくても、近隣から多数の苦情がよせられるような迷惑行為は社会通念上許されません。家主は賃貸物件の管理者として、そのような行為をやめるよう通告することができます。
(内容証明書のテンプレート・雛形)
この内容証明郵便の文例は横26字以内・縦20行以内の書式で書いています。
通告書
私が、貴殿に賃貸しております○○マンション202号室の使用につきまして、毎晩、深夜3時くらいまでドアの開閉音や話し声などの騒音がするとの苦情がありました。マンションは共同住宅であり、深夜は僅かな物音でも聞こえてしまうため、契約書にも「騒音等により近隣に迷惑をかけないよう配慮すること」との規定を設けております。
つきましては、直ちに現状を改善し、契約内容を遵守くださるよう請求いたします。なお、今回の通告にもかかわらず改善がみられないようであれば、貴殿との賃貸借契約を解除いたしますのでご了承下さい。
平成○○年○○月○○日
東京都調布市○○町1-1
鈴木次郎
鈴木次郎

埼玉県さいたま市○○町1-1
山田花子 殿
山田花子 殿
内容証明の書き方とポイント
- 通告後も迷惑行為がおさまらない場合は、契約違反や家主との信頼関係の破壊などを理由として契約を解除することができますので、その点を記載しておくとよいでしょう。
用紙が2枚以上になります
- この文例は横26字以内・縦20行以内の書式で内容証明書いています。
- 縦20行を超える場合は、用紙が2枚以上になります。